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中学生の頃からJourneyを聴き続けているにも拘らず、Liveに行くのはこれが初めて・・・。何しろ、自分のお金で好きなことができるようになった時には、彼らは来日しなくなっていたのですから。 私が「お師匠」と呼んで敬愛しているVo.のSteve Perryは脱退し、新しくSteve Augeriなる人物が加入・・・。New Albumを聴く限りでは、歌唱力は申し分なさそう。しかもSteve "お師匠" Perryに声もソックリ!これは期待しても良いかなぁ・・・と思いつつ、足を運んだのでした。 (なぜSteve Perryが「お師匠」なのか。それは私がバンドでVo.をやっていたせいであります。もっとも、それ以前から歌うことが好きだった私は、彼の歌唱力と表現力に惚れておりましたので・・・) Augeriが加入してからの来日は二度目とのこと。前回は私、妊娠中だったため、行きたくても行けない状況でした。だから、今度のLiveは気合い入りまくり! 会場のZepp Fukuokaの1F席はオールスタンディングだと聞いていたのですが、今回は椅子が準備されておりました。折りたたみ式のパイプ椅子よりはもう少し上等(笑)な感じ。 今回はなんでオールスタンディングじゃないんだろう??客の入りが悪いと踏んでのことかしらん?以前、ビッケ(うちのダンナ)がDef Leppardを見にZeppへ行った時は、席なんてなかったって言ってたのになぁ。 私とビッケは前から8列目、Neal側の席をゲットしました。Neal側と言っても、ほぼ中央寄りでしたのでまぁまぁかな。 |
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ほぼ時間通りにスタート♪1曲目が始まるとすぐ、観客は総立ちでした(でも、後ろの席は見ていないからどうだったのかなぁ・・・(笑))。
ところが、気分が盛り上がっていたところへ、ちょっと嫌な出来事が。前の席が取れずに後方に立っていた数人の観客が、だだだだーっとステージ前へなだれ込んできたのです。\(`o'") コラーッ。 これはやっちゃマズイでしょう!!!! 少しでも前で見たいと思っているのは、みんな同じハズですから。何のための「整理番号」だったんだろう・・・。 こういうマナー違反は許せないですね。やったことのある方、これからやろうと思っている方・・・。 もしいらっしゃったら絶対やめて下さいね!自己虫増殖、反対(怒)。 Augeriは白のシャツに赤のレザーパンツをお召しで、シャツのボタンを上から3番目くらいまではずしておられました。ちょっとえっちぃ?(笑)CDのジャケット写真ではかなり顔が大きく見えましたが、実物を見たらそうでもなかったです。身長高いせいかな。Steve "お師匠" Perryに似ているのは声だけかと思ったら、案外お顔も似ているようで。お師匠が若返ったという感じでした。 Nealは黒のシャツに黒のパンツ(ジーンズだったかなぁ?)をお召しでしたが・・・う〜ん、ちょっと太りましたか??細身のAugeriの隣にいたからよけいそんな風に見えたのかしらん。 Jonathanは以前と比べるとスリムになった感じがしましたね。だけどこの人、あんまり笑ってくれなかったなぁ。そうそう、日本語がかなりお上手で、感心しちゃいましたよ。この人の英語もわりと聞き取りやすかったです。あ、Augeriも。よくわかんなかったのはNealかな? Rossはなんだか若返って明るくなったような感じ。昔のジャケット写真と比べると大違い?(ごめんね、Ross・・・) Deenは・・・ドラムセットに隠れて、あんまりよく見えませんでしたー。「Fahrenheit」や「The Seventh One」ツアーの頃のTOTOみたいに、中央ではなく右側にドラムセットが置いてあるとよく見えるんだけどね。やっぱりドラムスの位置は中央というのが常道なのかな さて、Liveの中身ですが・・・。 おそらく、私が今まで行ったLiveの中でも最高ランクだったと思います。「さすがライヴ・バンド!」といった感じがありましたね。 昔のヒット曲をかなり演奏してくれて、長年のファンにとってはたまらない内容になっていたと思います。個人的には「Don't Stop Believin'」のギターソロがかっこ良かった♪これはもう言葉で言えないくらい絶品!だんだん速弾きになっていくあのNealの指は・・・芸術です♪CDよりも数段良かったなぁ。観客席からは悲鳴に近いような歓声が沸きあがってました(私も叫んだゾ)。 聴けて嬉しかった曲というのは、もう本当にたくさんありました。その中でも「Lovin' Touchin' Squeezin'」「The Pary's Over」「Stone In Love」あたりは本当に嬉しかったですね。「The Pary's Over」に関しては、全然予想もしていませんでしたし。 「Anyway You Want It」「Don't Stop Believin'」「Separate Ways」あたりは定番なので、絶対やってくれるだろうとは思ってました。でも、やっぱり生で聴くと感動ですね。 Vo.のはしくれとしての立場から言いますとですね・・・(何か偉そうですみませんm(__)m)。 CDで聴くAugeriにはかなり満足していたのですが、やはりLiveとなると別でした。 声質はSteve "お師匠" Perryに似ていますが、音域と声量ではやはり"お師匠"にあと1歩及んでいませんね。高音部が苦しそうで、裏声で逃げていたのがよくわかりました。Liveが進むにつれて、ややその傾向が強くなっていたようですね。「Separate Ways」のラスト付近の「I still love you, girl〜」以降は、本当に辛そうでしたもん。 もしかすると、この日は声の調子が今ひとつだったのかもしれませんが・・・。うう〜ん。今回は敢えて追及しないでおこう。 Steve "お師匠" Perryは、Liveで歌う時、CDとは違う歌い方をすることが多々あります(Videoで見るとよくわかりますよ)。実は私、それが楽しみだったりしてたんですよねぇ。で、それはやっぱり表現力と歌唱力に自信があるからできることだと思うんですよ。 Augeriもぜひ、その域に達してもらいたいなぁ・・・と願っております。歌以外のパフォーマンスやサービス精神なんていうのはGoodでしたから♪ そうそう、パフォーマンスと言えば、「Wheel In The Sky」の最後の方で、彼はくるくるくるくる回っていましたねぇ。いくら"Wheel"だからって、そんなに回らなくても(笑)。目は回らなかったのかな。 この日は節分でもあったのですが、そのことを知ってか知らずか、Nealはピックをポンポンばらまいていました。前の人、結構もらえたんじゃないかな。Deenはアンコールの後、スティックを前の人に手渡ししていましたよ。 約2時間のLive、完全燃焼させていただきました♪昨年のBon Joviの不完全燃焼を払拭してくれました(笑)。 Very special thanks to Journey! 何と言うか、Liveを見に行ったと言うよりは、運動会に行って来たという感じの私・・・。だって、とんだりはねたりしてましたもん(笑)。音響もすごく良かったです!!ドームや国際センターなんかには、2度と行けないかも(爆)。 次に彼らが来日する時にも、また見に行けることを祈りながら、このレポートを終わりたいと思います♪ (報告:りあ)
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